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最近の日課はアリッサを師範に迎えての魔術訓練。「こらっ!ケースケ、寝てるとはたくわよ!」ぐげっ!そんな放課後を過ごしつつ、ある夕暮れの下校時、僕は、“群れ”のオウルと再会した。宣戦布告かと思いきや、対話による「和解」をしたいのだという。「そもそもきみは“方舟”の行いが、本当に正しいと思っているのかね?」突然、彼の口から出た意表をつく質問に、僕はふと立ち止まる。アリッサを信じて彼女と戦ってきたけれど、本当のことなど、何も知らない。すれ違い始めた僕たちの前に、アリッサを「天使」と呼ぶ、謎の少女が現れる──。なぜだろう、僕は彼女を、知っているような気がする…。